一家に一台ラクレットグリルのお話

一家に一台ラクレットグリルのお話

「一家に一台」そう聞いて思い浮かべるものは、どのようなものですか?

日本では北海道民の「ジンギスカン鍋(プレート)」、大阪府民の「たこ焼き器」あたりが有名ですよね。実はこの「一家に一台」シリーズ、フランスにもあるようなのです!それは……

「一家に一台ラクレットグリル」

日本でもここ最近知名度が上がってきたラクレットですが、ご家庭で楽しむのにはまだまだ馴染みの薄いラクレット。召し上がったことはありますか?実はご自宅でも意外と簡単にできちゃうってご存知でしたか?

“ラクレット”とは、チーズ名であると同時に料理名でもあります。語源は“削る”という意味の、“Racler”(フランス語)。カットしたラクレットチーズの断面を暖炉などにかざし、溶けた部分を削り取って、茹でたじゃがいもやシャルキュトリーにかけていただくことからこの名がついたそうです。

ラクレットは、アルプス山脈周辺地域(サヴォワ地方)を中心に、冬になると食卓に登場します。

そういうわけで、アペロのクロエとギヨームもラクレットに関してプロフェッショナルなんです!

このラクレットグリルとラクレットチーズですが、日本でも簡単に購入することができます。

まずグリルに関しては一人暮らし用からパーティーサイズまで、ラインナップも豊富な上に、お手入れも簡単で使い勝手抜群!私もそのお手軽さと美味しさにハマってしまったラクレットファンの一人で、毎年冬になると何度もこのグリルを食卓に登場させます。もはや鍋よりラクレット。「apéroする?」と同じくらい、「ラクレットする?」が定番化しています。

ちなみに専用グリルがなくても、ラクレットチーズを厚めにスライスしてフライパンで熱して具材にかけても十分楽しむことができるので、ぜひお試しください。

そしてチーズの方ですが、こちらもあらかじめカットされたお手軽なものもありますし、本格的にブロックタイプのものを買って、それを好みの厚さにカットするのもアリです。

肝心のチーズの味わいですが、特徴的なのはそのコクと程よい塩味の絶妙なバランス感。熱することで香りがまろやかになり、味わいもマイルドになります。熱する前はわりと個性的な香りがするので初めての時は食べるのをためらってしまうかもしれませんが、どうぞご心配なく。熱を加えることで、クセになるほど美味しいチーズに変身します。

さてマシンとチーズが揃ったら、あとは他の具材を揃えるだけ。これがまたとても簡単で、茹でたじゃがいも、お皿にお好きなシャルキュトリーと箸休めのコルニッションを添えて完成!

マシンが温まるまでapéroタイム、とりあえず乾杯!

どんなふうに楽しむのか、興味のある方はアペロのインスタグラム、ハイライトからもご覧になれますので参考にされてみてください。

ギヨーム・クロエ・ロイックの本場フランス流ラクレットはこちらから
➡️ @aperowines→ハイライト→as we are🇫🇷

ここで、忘れてはいけない重要ポイントがひとつ。それはラクレットに合わせるワインです。

ラクレットのような冬を代表するチーズには、良く冷えた辛口白ワインがベストマッチ!中でもオススメなのは、チーズと同じ山あいのエリアで造られる、シャスラという品種を使った白ワインです。冬のチーズはコクや旨味が濃厚なので、辛口の白ワインを合わせることで、食べ飽きることなく最後まで美味しくいただくことができます。

今年の冬には家族やお友達とラクレットを楽しんでみるのはいかがでしょうか?

apéroではラクレットに合う美味しいワインを取り揃えております♪ぜひ試してみてください。

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